C邸

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C邸は新建材が体に合わずすべて自然の物でとのご要望にお応えさせて頂きました。
ご施主様はお茶をたてられる方ではございませんが、数寄屋造りの繊細な建物がお好みで、使い勝手のよい心休まる建物をお求めになられました。
お客様の声をもとに設計し、居間は20 畳大のゆとりの居間。
床を松の板で張り上げ、天井は照明を埋め込み、障子を入れ光天井(ひかりてんじょう)で和の意匠性を強調しました。
10 畳の京間は、床框(とこがまち)と一文字棚(いちもんじだな)は漆塗り、床柱は栗ナグリを使い、天井は屋久杉の板を竿縁天井(さおぶちてんじょう)で仕上げました。
外観は屋根の形にこだわり複雑に棟を変え、少しむくりをつけて数寄屋ならではの雰囲気。

 

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